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【はじめに】
筋挫傷
軟部組織に損傷を受けると、その後大きく腫れ上がり、内出血を併発する場合がよくみられます。
すると痛みが出て筋肉を動かしづらくなり、ボールを蹴ったり、しゃがみこんだりすることさえ
できなくなってしまうこともあります。
そしてそのまま放置しておくと、内出血したところの吸収が不完全になり、
次第に固まっていき、筋肉内血腫となってそのまま残ってしまう場合があります。
受傷した頃に比べると、かなり楽になったけれどどこか本調子ではない。でもプレーできないわけではない。
という状況で無理して頑張っているうちに、可動域がさらに小さくなり、
パフォーマンスが低下してしまうという悪循環になりかねません。
【初期対応】
そうなってしまう可能性を少しでも下げるために、あらゆる方法で出血を抑えることが重要です。
まずはアイシングをして血管を収縮させます。
そして大腿部前面の場合、膝を可能な限り曲げます。
そうすることで筋肉の圧力を上げ、出血するスペースを減らすことができます。
可能であれば、テーピングを巻いて圧迫するという方法もありますが、
熱がこもって痛みをさらに誘発してしまうこともあるので、少し注意が必要です。
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